子ども医療費助成制度とは
子ども医療費助成制度の概要
子ども医療費助成制度は、医療機関等の保険診療の自己負担分（就学前…2割、小学生以上…3割）を市区町村が負担する制度です。
自己負担分は、(県内で受診した場合は)医療機関から市区町村へ請求がありますので、医療機関の窓口でお金を支払う必要はありません。
分かりやすく言い換えると、子どもがケガをしたり、病気になった際に、健康保険を使って病院などで治療を受けたり、薬が処方されたときに、窓口で支払う代金（＝自己負担分）を助成する制度が「子ども医療費助成制度」です。子ども医療費助成制度の範囲は、健康保険が適用される治療（＝保険診療）分に限られます。
子ども医療費助成制度の対象
子ども医療費助成制度の範囲は、健康保険が適用される治療（＝保険診療）の範囲内をカバーします。
保険適用外の治療や健康診断、予防接種、診断書等の文書代、入院時の部屋代・食事代などは助成の対象にはなりません。
また、受給者証の有効期間外に受診した分については助成の対象外です。
高額療養費・家族療養附加金等の支給がある場合は、その額を助成額から除きます。
他の公費負担医療制度が適用される場合は、それらの公費負担医療が優先されます。たとえば、「生活保護を受けている方」「重度心身障害者等医療費助成を受けている方」「ひとり親家庭等医療費助成を受けている方」などは子ども医療費助成制度ではなくそれぞれの公費負担医療が優先されます。
子どもの医療費助成制度の対象年齢や内容は自治体によって異なります。
子ども医療費助成制度の使い方
健康保険証等と一緒に受給者証を医療機関窓口へ提示して診療行為を受けると、保険診療の自己負担額が窓口で無料の扱いになります。受給者証を提示しないで受診したときは払い戻しの手続きが必要です。
県外の医療機関で受診した場合は、窓口無料の取り扱いができないため、医療機関等での窓口において一旦お支払を済ませた後に、 各市区町村の担当部署で払い戻しの手続きを行う必要があります。
自治体別子ども医療費助成制度のまとめ【岐阜県版】
岐阜県内の子どもの医療費助成制度の概要を自治体ごとにまとめます。(順不同)
なお、掲載情報は、投稿時＝2024年9月10日時点での各地方公共団体の公式サイトにて調べたものです。該当コンテンツを【参考】としてリンクで示しておりますので、詳細や最新情報は各公式サイトにてご確認ください。
岐阜市
- 中学校卒業まで（15歳に達して初めて迎える3月31日まで）
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
- 入院・外来ともに助成の対象
【参考】岐阜市｜子ども医療費助成制度
羽島市
- 18歳に達して初めて迎える3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
※令和6年9月までの高校生の診療分は自己負担が必要
【参考】羽島市｜こども福祉医療費助成制度（旧 乳幼児等福祉医療費助成制度）
大垣市
- 18歳に達して初めて迎える3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
【参考】大垣市｜子ども医療費助成制度
海津市
- 18歳到達後初めて迎える3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
※小学校就学時に更新手続きが必要
【参考】海津市｜乳幼児等福祉医療費助成
各務原市
- 15歳の年度末日（3月31日）まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
【参考】各務原市｜こども医療費助成制度
瑞穂市
- 18歳到達の年度末3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
【参考】瑞穂市｜福祉医療費助成制度
本巣市
- 高校3年生世代（18歳到達後最初の3月31日）まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…あり
- 入院・外来ともに助成の対象
※小学校就学時に更新の手続があります。
※本人、配偶者、扶養義務者の所得が一定額以上の場合は、所得制限により助成が受けられません。
【参考】本巣市｜福祉医療費助成制度
郡上市
- 15歳に達する日以後の最初の3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
- 入院・外来ともに助成の対象
※小学1年生、中学1年生に進級した際に受給者証の更新があります。
多治見市
- 中学校3年生まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
- 入院・外来ともに助成の対象
【参考】多治見市｜子ども医療費
中津川市
- 満18歳に到達し最初に迎える3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
※18歳を超えても、一定の障がいをお持ちの場合は、保険診療医療費の自己負担額を助成する制度があります。
【参考】中津川市｜子どもの医療費助成
関市
- 高校3年生まで（18歳に達して初めて迎える3月31日まで）
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
- 小学校入学時、中学校卒業時に更新手続き必要
【参考】関市｜子ども福祉医療費助成制度
美濃市
- 高校3年生まで（18歳に達して初めて迎える3月31日まで）
- 高校生については入院費のみの助成（学生証の提示必要）
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
※高校生には受給者証の交付をしません。高校生が入院した場合は、一旦、自己負担分を医療機関に支払った後、福祉子ども課で払戻しの申請をする形での医療費助成となります。
瑞浪市
- 18歳に達して初めて迎える3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
- 新小学校1年生で、受給者証の切り替え手続きが必要
※高校に通っていない方、働いている方も対象です。
恵那市
- 18歳に達して初めて迎える3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
【参考】恵那市｜子どもの医療費助成
美濃加茂市
- 満18歳に達する年の3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
※就職されている場合等も対象です。
※高校生は、医療機関に自己負担額を支払い、後日領収書等を添付のうえ、市に申請を行い、自己負担額を返還します。(※中学生までは現行通り現物給付)
【参考】美濃加茂市｜子どもの医療費助成を高校生世代まで拡大します
土岐市
- 中学校卒業まで（15歳に達した日の属する年の3月31日まで）
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
【参考】土岐市｜乳幼児等の医療費助成制度
可児市
- 義務教育修了まで（15歳到達後最初の3月31日まで）
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
※就学前（6年間）、小学校（6年間）、中学校（3年間）の3段階で受給者証を交付
【参考】可児市｜こども医療費助成
山県市
- 【乳幼児】小学校就学前まで（6歳に達した日以降の年度末3月31日まで）
- 【子ども】小学1年生～中学校3年生修了まで（18歳に達した日以降の年度末3月31日まで）
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
【参考】山県市｜福祉医療費助成制度
下呂市
- 18歳に達する日以降の最初に到来する3月31日まで
- 自己負担…自己負担なし
- 所得制限…所得制限なし
【参考】下呂市｜こどもの医療費無償化制度（福祉医療費助成制度）について
高山市
- 18歳に達して初めて迎える3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
【参考】高山市｜子ども医療費助成制度
飛騨市
- 18歳に達する日以後における最初の3月31日
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
※高校生は償還払い：医療機関の窓口で一旦支払いをした後、市へ申請することで払い戻す
【参考】飛騨市｜福祉医療制度の概要
養老町
- 18歳到達後、最初の3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
※小学校就学時に受給者証の更新手続きが必要
安八町
- 18歳到達の年度末3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし（※記載なしのため多分なし）
【参考】安八町｜役場諸手続等
輪之内町
- 満18歳に達した日以降における最初の3月31日まで
- 自己負担…なし
- 所得制限…なし
【順次更新します】
- 池田町
- 揖斐川町
- 大野町
- 笠松町
- 川辺町
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- 八百津町
岐阜県の公式サイトURLはhttps://www.pref.gifu.lg.jpです。
