【長ネギ】ウイルスを撃退する成分をもつ香味野菜の王様|林修の今知りたいでしょ!

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感染症患者たちと向き合いながらも健康状態を維持している医師たちが鍋によく入れて食べている具材のひとつが、長ネギ!

咳や呼吸器の名医として全国から診療希望が殺到する大谷義夫先生(池袋大谷クリニック院長)も、長ネギと鶏むね肉の鍋をよく食べるそう。

※本記事は、2025年12月4日(木)放送の「林修の今知りたいでしょ!」を参考にまとめました。

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街の人たちに聞いてみました!「なぜ鍋にネギを入れる?」

  • 「定番だから!」
  • 「なんとなく」
  • 「なぜ?と言われると分からない」
  • 「美味しいから!」
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医師たちに聞いてみました!「一体なぜ長ネギが良い?」

中路幸之助先生(医療法人愛晋会 中江病院)「殺菌作用と血行促進による体温上昇で免疫力が高まるために、風邪の予防効果があると考えられます」

半田忠靖先生(ホームクリニック六高台/ホームクリニック吉川美南)「免疫細胞を活性化してインフルエンザや風邪の予防に役立ちます」「火を通すことで甘みが増すため、鍋の具材としてもってこいな食材です」

大谷義夫先生(池袋大谷クリニック院長)「ネギの中の辛味成分アリシンには抗炎症作用があります」「殺菌作用があってインフルエンザ対策に有効です」

アリシンが豊富

イギリスの研究では、アリシンを摂取したグループは、摂取しなかったグループに比べて、風邪をひく可能性が50%以下になったとのこと。(P. Josling Preventing the common cold with a garlic supplement: A double-blind, placebo-controlled survey)

そして、実は長ネギをお鍋に入れることでアリシンパワーをたくさんいただけるのだそうです!

長ネギを鍋に入れることでアリシンを無駄なく摂れる!

大谷義夫先生(池袋大谷クリニック院長)「アリシンは水溶性ですので、汁に溶け込むため、お汁ごといただきたい」

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長ネギに関する疑問

Q
(塚地武雅さんの質問)長ネギは冬が美味しい気がするのですが、冬は長ネギの栄養成分も増える?
A

旬を迎えた長ネギは、寒さでどんどん甘みを増していく。それに伴い、アリシンなどの栄養も増える。

Q
(キムラ緑子さんの質問)(切った長ネギをタッパーなどに保管して使うよりも)使う直前に切った方が良い?
A

切って冷蔵庫に保管していつでも使えるようにすると便利だけど、実はもったいない!

アリシンは水溶性で水に溶けやすいと同時に、揮発性も高いので、切ってすぐに鍋に入れると一番アリシンを逃しにくい。

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アリシン豊富&おいしい長ネギの見分け方

アリシン豊富&おいしい長ネギの見分け方・3つの目利きポイントを生産者が伝授!

長ネギ農家・桑田さん
「緑と白の部分が????のが丹精を込めて作った長ネギ」

  1. 緑と白の境目が「しっかり分かれている」ものがよい
  2. 葉に「ハリがある」ものがよい
  3. 茎盤が大きく残っているものがよい

1.緑と白の境目が「しっかり分かれている」ものがよい

緑と白の境目は土寄せという作業で出来るもの。

長ネギは土の中に埋まっている部分は白く、外に出て日光に当たる部分は緑色に育ちますが、土寄せをあまりしていないと、色がぼやけるだけでなく栄養や味も落ちてしまうそうです。

2.葉にハリがあるもの

「葉に弾力がある」もの・「シャキシャキしている」ものがよいです。水分が抜けてシワシワになったものは△。

※スーパーには皮を何枚か向いた状態・葉の上部が切り取られた状態で陳列されています。一番外側の葉を見てください!

3.茎盤が大きく残っているものがよい

茎盤(根っこの部分)が残っていれば残っているほど、栄養があります。(スーパーに並んでいる間もここから栄養を吸おうとしているため、栄養の面でも鮮度の面でも◎)

キムラ緑子さん・塚地武雅さん・林修先生が目利きクイズに挑戦しましたが、全員ハズレでした!

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長ネギの栄養を逃さない農家鍋

いつも脇役の長ネギが主役!

ネギまみれ鍋

作り方は簡単!切った長ネギを一気に鍋に投入!蓋をしてしばらく煮込みます。

長ネギがしんなりしてきたら、だしの素と塩・醤油を少々。

そして豚バラ肉。5分ほど煮込んだら完成です。

豚バラの脂が長ネギとよく合います!

このネギまみれ鍋、鎌田實先生(諏訪中央病院 名誉院長)に言わせると、インフルエンザ対策に良い2つのポイントがあるそうです。

  1. 長ネギ×豚肉
    豚肉のビタミンB1は疲労回復に期待できる
    長ネギのアリシンはビタミンB1の吸収率UP!
    相乗効果が◎免疫力の向上にも期待
  2. 長ネギの白い部分と緑の部分を両方摂れる
    ねぎの緑の部分はβカロテンが豊富⇒免疫力UPに期待
    白い部分にはアリシンが豊富⇒殺菌力◎
    白い部分も緑の部分も全部具材にすることがオススメ!
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番組情報

本記事は2025年12月4日(木)放送の林修の今知りたいでしょ!「冬の体を守る”最強の具材大発表SP」を参考に書きました。

番組名林修の今知りたいでしょ!
放送局テレビ朝日系列
放送日時2025年12月4日(木)19:00〜21:54
テーマ医師が実際に入れていた 冬の体を守る鍋の最強具材を大発表SP
出演者【MC】林修
【副担任】斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー)
【学級委員長】バカリズム
【学友】伊沢拓司 
【ゲスト学友】磯山さやか、キムラ緑子、塚地武雅、伊集院光
【講師】鎌田實(諏訪中央病院 名誉院長)
    生垣英之(いけがき皮膚科 院長)
※敬称略
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