休養は「寝る」「休む」だけではありません!
話題の「攻めの休養」は、睡眠をとっても疲れが取れないという人にこそオススメ!没頭してリラックスして…道が開けるかもしれません。

「集中して取り組む」のに「疲れが頭から抜ける」ってどういうこと!?と思ったのですが、説明を聞いて納得!知れて良かったので皆様にもご紹介しちゃいます!
【攻めの休養】最新の研究から分かった7つの休養法を、2025年8月21日(木) 「午後LIVE ニュースーン 午後5時台」の放送内容を参考にまとめます。
この記事は、「毎日寝ているのに、なぜか疲れがとれない」という人にオススメです。
攻めの休養とは
最先端の科学技術を展示する「日本科学未来館」へ。「ツカレからの脱出~疲れとやすみのサイエンス~」コーナーにやってきました。ここでは、自分にあった「攻めの休養」を見つけられるイベントが開催されています。

ここからは、「攻めの休養」について詳しくご紹介する前に、まずは疲れの正体からまとめますね。(・・・というか、「守りの休養」もあるのかな??)
疲れの正体
そもそも疲れには2種類あります。
- 肉体的な疲れ
- 精神的な疲れ
このうちの「攻めの休養」が効果を発揮するのが「精神的な疲れ」に対してです。精神的な疲れは主に自律神経が不調な状態を指します。

肉体的な疲れは眠ることによって回復することができるのですが、精神的な疲れは眠るだけではなかなか回復しないのが特徴です・・・
ここで、自律神経についておさらいしておくと、交感神経は日中に働く活動のアクセル役、副交感神経は休息時に働く活動のブレーキ役で、どちらもバランスよく作用することが大切です。どちらかばかりが働いてしまうことで不調が起こるそうです。

例としてサウナが出ましたが、「熱いサウナ室に入ると交感神経が優位になる」そして「水風呂に入るのも交感神経が優位に働く」その後「休憩してリラックスモードになると副交感神経が優位になる」つまり「整う」ということだそうです。サウナ愛好家さんたちはこうやって疲れを癒しているんですね。
そして、自律神経が不調な状態には
- バランスの乱れ
- トータルパワーの低下
が挙げられます。
自律神経の疲れを可視化するアプリ
自律神経の状態がどういう状況か、自分で把握するのは難しいですよね?
番組では去年登場したという「疲れ」を計測するアプリ(月額330円)1が紹介されました。スマホで10秒間、顔を撮影するだけで疲れを点数化してくれるアプリです。



目の下の皮膚が薄い部分の血流などから自律神経の状態を計測しているそうですよ。科学的な根拠に基づいて疲労状態を客観的に把握し、適切な休養をとることができるのでオススメです♪
- 自律神経のバランスが乱れていないか
- トータルパワーが低下していないか
の観点を総合して点数が決まります。
判定 | 点数 |
---|---|
最適 | 90~100 |
順調 | 75~89 |
調整 | 55~74 |
注意 | 31~54 |
ケア必要 | 0~30 |
100点満点中、点数が低いほど、お疲れ傾向にあることを示します。自律神経が交感神経と副交感神経のどちらにどれだけ過剰に傾いているかも分かります。
アドバイスも表示されます。
既にIT企業などで導入されていて、社員の体調管理に役立てられているとのことです。
気になる番組メンバーの結果は…
- 池田アナ(仕事と子育てでお疲れ)…32点
- 伊藤アナ(サウナで整っていると自称)…72点
- 志賀アナ(いつも疲れ知らずに見える)…3点

志賀さん、ずっとリラックス・・・?
【攻めの休養】7つのモデル
日本科学未来館の「ツカレからの脱出~疲れとやすみのサイエンス~」で体験できる攻めの休養モデルです。
たとえば、「ふれあう」だと、ぬいぐるみに甘噛みされる体験。これが合うと感じた人は、動物や人とふれあったり交流することが癒しになるそうです。安心感がホルモンの分泌を促し、ストレスを癒します。
「はなれる」は敢えて人から距離をとって、自然の中に身を置いて森林浴をするなどの方法です。
そして「つくる」は積み石。難しくて、集中力も必要で、逆に疲れそうなのに、時間を忘れて没頭して取り組むことが脳疲労を癒すそうです。押し活などもここに入るのかな?(意外でした)
「たべる」は暴飲暴食ではなく、美味しいものを控えめに、どちらかというとプチ断食やファスティングに近いのかな?温かいお食事でほっこり一息つくのも良さそうです。
1つでも良いけれど、2つ以上を組み合わせて攻めの休養に取り組むと効果的だそうです。「今、攻めの休養をしている!」と思いながら取り組むことも良い効果をもたらすそうです。
攻めの休養の実施ポイント
- 自分で決める
- 仕事とは関係ない
- 挑戦(自分に少し負荷をかける)
- 楽しむ余裕がある
↑片野秀樹さんが教えてくれました。
休養には、自律神経のON/OFFをしっかり切り替える意識が大切です。「リフレッシュのためにやっている」と意識して取り組みましょう。(義務感でやると自律神経の緊張につながって逆効果になりかねません)
まとめ
攻めの休養とは、敢えて行動を起こすことによって気分をリセットし、活力を蓄えることだと分かりました。繰り返しになりますが、攻めの休養には7つのタイプがあります。
- つくる
- ふれあう
- はなれる
- きりかえる
- たのしむ
- たべる
- やすめる
人によって向き/不向きがあるので、取り組んでみて一番しっくりくる方法で取り組むのがベターです。(2つ以上組み合わせると◎)
番組内では「守りの休養」という言葉は登場しませんでしたが、眠ったり横になったりして体を休める一般的な休養とは違うという意味で「攻めの休養」という表現を使ったのかな?と思います。(積極的に動くことも休養になるという意味での「攻めの休養」でした)
横になっての休息ももちろん必要ですが、それだけでは深い疲労が解消されないことも多いです。(番組では「体力の消耗による肉体的な疲れは眠ることによって回復することができるのですが、精神的な疲れや脳疲労は眠るだけではなかなか回復しない」という表現を使っていました)
これに対して、攻めの休養は、精神的な疲労に効果を発揮します。
「眠っても眠っても全然疲れが取れない!」という人にこそ取り組んで欲しいのが「攻めの休養」。気分転換に散歩をする・動物と触れ合うなど、小さな行動でも十分効果があります。仕事に忙しい方だけでなく、家事育児や勉強の合間に取り入れても◎!隙間時間を活用して是非取り組んでみましょう。

疲れを残さないことで、日々のパフォーマンスはアップしてより生産性は上がっていきますよ♪
番組の基本情報
本記事は2025年8月21日放送の「午後LIVE ニュースーン 午後5時台」を参考に書きました。
番組名 | 午後LIVE ニュースーン 午後5時台 |
放送局 | NHK総合 |
放送時間 | 2025年8月21日(木) 午後5:00-午後6:00 |
テーマ | あなたを疲れから救う!?話題の「攻めの休養」とは? 積極的な活動で疲れをとるという今話題の「攻めの休養」について、特集で。 その他この時間の重要ニュースを解説とともにじっくりと。 |
- 番組内ではアプリ名についての言及はありませんでしたが、メディカル・データ・ビジョン株式会社(Medical Data Vision Co., Ltd.)が自社ウェブサイト内で次のように言及していましたので、紹介されたアプリは「カルテコworkwell」だと思います。8月21日放送のNHK「午後LIVEニュースーン」で17時30分頃から、「トクシューン」コーナーの特集『話題の「攻めの休養」とは?』で、企業向けパーソナルヘルスレコードシステム「カルテコworkwell」が取り上げられる予定です。 ↩︎

なお、NHKが特定の商品名を避けるのは、放送法で他社の広告放送が禁じられているためです。原則として特定の「企業名」や「商品名」は使用しません。商標権の価値低下を防ぎ、特定商品の宣伝による損害回避という意図も加味し、商品名を使わずに一般名称で言い換える報道ルールがあります。「カルテコworkwell」も「疲れ」を計測するアプリと言い換えて紹介されました。
疲れは蓄積する前に癒した方が回復が早いです。ご自身の疲れに気づきにくい方は、是非番組内で紹介されたアプリも活用してみてくださいね。(自覚していない疲労やストレスに気づけるかも!?)
ちなみに、「カルテコworkwell」以外にも、スマホカメラでストレスチェックが出来るタイプのアプリはいくつかあります。いつかまとめますね。

↓「COCOLOLO(ココロロ)」は、TBS「あさチャン」や「金スマ」などでも取り上げられたことがあります。

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