かぜをひく人が最も少ない都道府県「茨城県」の食習慣

茨城県は、日本全国で最も風邪にかかる人が少ない都道府県なのだそうです。「林修の今知りたいでしょ！」で紹介されていました。

茨城県で風邪をひく人が少ない理由

茨城県の食文化が風邪予防に大きく貢献しているようです。

風邪予防には免疫細胞がたくさんある腸内環境を整えること。鎌田實先生は「朝メシで自然に免疫がついている」と分析しています。

「この県の人は朝メシは発酵文化が根付いている」がヒントですよー！

腸内環境を整えるためには、発酵食品と食物繊維の組み合わせが最強！

茨城県といえば全国的に納豆が有名ですが、茨城県民は納豆をアレンジして食べる習慣があり、それが風邪予防に大きく貢献していると思われます。(納豆＋α！)

今年の12月27日で満96歳を迎える千代さんが登場。本日最高齢。「風邪をひいて寝込んだことはない」という千代さんも食べる「そぼろ納豆」は、茨城県水戸市のスーパーでは当たり前に売られていて、自分で作る人もいる郷土食です。

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作り方簡単！

納豆だけでも免疫力アップに良いのに、さらに切り干し大根で食物繊維を追加していて「最強のタッグ」です♪

そぼろ納豆、名前から想像した食べ物と全然違いました（笑）

茨城県出身、ゲスト学友の磯山さやかさんが普段実践している納豆の食べ方を教えてくれました。

食欲がないときでもちゅるちゅる簡単に食べられるのでいいですね♪

納豆＋モロヘイヤもよいそうです。納豆には+αで食べましょう。

「20年くらい風邪をひいたことがない」という村竹さん(86)が登場。筋肉ムキムキ。実はアームレスリング70歳以上部門で日本一だそう。そんな村竹さんも食べる鎌田實先生絶賛の食べ物がヨーグルト。

鎌田實先生が言うには、発酵食品を摂って腸内環境が良くなると、睡眠の質もアップするため、それが風邪予防に大きく貢献しているそうです。睡眠と風邪に関する研究で「睡眠時間が6時間未満の人は7時間以上の人に比べて風邪をかかるリスクが4.2倍高くなる」ことが分かっているそうです。

腸内環境と睡眠、睡眠と風邪予防は密接に関係しているので、発酵食品をたくさん食べる茨城県民に風邪をひく人が少ないことにも頷けます。

風邪をひく人が少ない都道府県3位の沖縄県ではよく「もずく」を食べます。

沖縄県では全国の養殖もずく生産量の9割を占めています。一般的にはもずく酢で食べることが多いと思いますが、沖縄県では、天ぷら・炊き込みご飯・カステラ・ゼリーなど多種多様で、食事メニュー/デザートメニューを問わずもずくの登場頻度が高いそうです。

もずくは食物繊維が多いのでこれからの時期に是非食べたい食材です。(ちなみに、林先生はアカモクを常食しており、鎌田實から「海藻全般よい」とお墨付きをもらっていました)

めった汁とは、さつまいもや大根、にんじんなどたくさんの根菜を使った豚汁です。

風邪をひく人が少ない都道府県2位の石川県ではよく「めった汁」を食べます。

さつまいもはじゃがいもに比べて食物繊維が多い（可食部100gあたり、さつまいも2.2g、じゃがいも1.2g）ため、食物繊維が多い＝免疫力アップに貢献しているとのことです。

「林修の今知りたいでしょ！」での紹介内容をまとめますと、

ちなみに、風邪をひく人が少ない都道府県のランキング順位（BEST10）は次の通りでした。

（※厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査健康都道府県別」をもとに調査）

本記事は2024年11月7日(木)放送の「林修の今知りたいでしょ！日本全国！最強の朝メシグランプリ！」を参考に書きました。

番組名	林修の今知りたいでしょ！
放送局	テレビ朝日系列
放送日時	11月7日(木)20:00〜21:00
テーマ	『朝メシまで。』コラボレーションSP第3弾長野県を長寿県に導いた名医が分析！「日本全国No.１朝メシＧＰ」
出演者	【ＭＣ】林修【副担任】斎藤ちはる（テレビ朝日アナウンサー）【学級委員長】バカリズム【学友】伊沢拓司　【ゲスト学友】児嶋一哉（アンジャッシュ）、伊集院光、磯山さやか【講師】鎌田實（諏訪中央病院名誉院長）