朝からマグロ刺身！心筋梗塞が最も少ない都道府県「山梨県」の食習慣

山梨県は、日本全国で最も心筋梗塞の人が少ない都道府県なのだそうです。「林修の今知りたいでしょ！」で紹介されていました。

名医も絶賛！心筋梗塞が少ない山梨県の三大朝メシとは！？

山梨県で心筋梗塞の人が少ない理由

山梨県の食文化が心筋梗塞の予防に大きく貢献しているようです。

大盛ご飯に味噌汁、お漬物がついて750円のマグロのブツ定食。（山中やまちゅう食堂）

なぜ、山梨県民に朝からマグロの刺身を食べる人が多いのか聞いてみると、「海がないせいか、ないものねだり」と自虐。（岐阜県民＝海なし県の民の私も激しく同感！）

実は、マグロの購入金額が静岡県について全国2位の山梨県。そんな山梨県ではマグロのことを「刺身」というそうです。（マグロ以外は刺身だと認識していないと再び自虐が飛び出しました！笑）

マグロが大好きな藤巻さん(81)はすごい経歴の持ち主。なんと、FIAマスターズスイミング選手権大会2023で世界新記録を叩き出したのです。1日2km泳ぐ練習量をこなせるのはマグロの刺身が秘訣なのかもしれません。（すごい！）

鎌田實先生曰く、「マグロには血管を丈夫にする働きが期待できるDHAとかEPAとかが魚介類の中でトップクラス。しかも、朝はDHA・EPA吸収率が上がることが分かっている」とのこと。

朝もマグロを食べることで血液の流れをよくしている＝マグロ大好きで朝からマグロの刺身を食べる山梨県民は知らないうちに血管を強くしているということのようです。

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ちなみに、DHA・EPAは（生よりも）鯖缶の方が多いそうです。

	DHA	EPA
サバ生魚	970mg	690mg
サバ缶詰	1300mg	930mg

可食部100gあたり

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天然の本マグロはマグロの王様と言われ、脂はしつこくなく、程よい酸味と爽やかな後味があり、「マグロの王様」の呼び名にふさわしい深みのある味わいです。

創業128年『西松の三崎まぐろ』。創業当時より受け継がれる確かな目利きとこだわりの検品技術に裏付された極上の天然本マグロをお届けいたします。umaka(うまか)

夜ほうとうを作って食べて、次の朝も食べる習慣があるそうです。

鎌田實先生曰く、「朝からほうとうを食べると、野菜がたくさん摂れて良い。野菜全般にカリウムが豊富に含まれていて、体内にカリウムが入ってくると、血圧を上げる原因となる余剰ナトリウム（塩分）が排出されて血圧が下がって心筋梗塞の予防となる」

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フルーツは基本「もらうもの」で買わない山梨県民。特にブドウは鎌倉時代から栽培されると言われているくらい、山梨県民にとって身近すぎる果物なのだそうです。

果物を日常的に食べていることが山梨県民の心筋梗塞の予防に大きく貢献しているようです。ブドウやモモなど果物全般には血管を守るポリフェノール¹が含まれています。

鎌田實先生曰く、海外の研究では、心筋梗塞が少ないとされる地中海の人もブドウをよく食べることが分かっています。(地中海食を食べる人は心筋梗塞が少ないと言われています)

ハーバード大学の地中海食ピラミッドの中心にはブドウがある（魚なども心筋梗塞を減らすのに貢献しているが、わりとハーバード大学でも果物を重視していることが分かる）そうです。

「林修の今知りたいでしょ！」での紹介内容をまとめますと、

ちなみに、心筋梗塞が少ない都道府県のランキング順位（BEST10）は次の通りでした。

（※厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査健康都道府県別」をもとに調査）

4位の愛知県は「高血圧が少ない都道府県」でも首位を獲得していましたよ♪高血圧対策と心筋梗塞対策は共通するところもありそうです。

本記事は2024年11月7日(木)放送の「林修の今知りたいでしょ！日本全国！最強の朝メシグランプリ！」を参考に書きました。

番組名	林修の今知りたいでしょ！
放送局	テレビ朝日系列
放送日時	11月7日(木)20:00〜21:00
テーマ	『朝メシまで。』コラボレーションSP第3弾長野県を長寿県に導いた名医が分析！「日本全国No.１朝メシＧＰ」
出演者	【ＭＣ】林修【副担任】斎藤ちはる（テレビ朝日アナウンサー）【学級委員長】バカリズム【学友】伊沢拓司　【ゲスト学友】児嶋一哉（アンジャッシュ）、伊集院光、磯山さやか【講師】鎌田實（諏訪中央病院名誉院長）