夏太り、夏バテ、不眠…「夏に気をつけたい三大不調」お悩みをお抱えの方必見の裏技情報をまとめます!
※本記事は「ホンマでっか⁉TV」の放送内容を参考にしています。
- 夏の三大不調「夏バテ」「夏太り」「不眠」の対処法
- 夏、標準体重の人は痩せる&太っている人はさらに太る!?
- 太っているから味が濃いものを好きになる!?
- 汗をかいても水分が減るだけで痩せはしない!?
- サウナに入るよりもプールに浸かる方が痩せやすい!?
- プールで泳がず浸かるだけでも減量効果あり!?
- 食欲が落ちるはずの夏に食べすぎる人は脳疲労が原因!?
- 暑さで腸内細菌のバランスが崩れて夏太りする!?
- 腸内細菌には痩せ菌とデブ菌がある!?
- 夏は腸内の痩せ菌が減る季節!?
- 海藻類・ごぼうはデブ菌が増えるのを抑える!?
- 玉ねぎ・ニンニクを食べると痩せ菌が増える!?
- 夏太りしたら、胃のツボで食欲抑制!?
- 辛ウマのスタミナ料理「マーボーアボカド」
- アボカドを食べれば睡眠の質UP!?
- ムリせず痩せた重盛流ダイエット
- 鮭の皮はEPAが豊富でダイエット効果も!?
- 夏太りを解消する「腸腰筋伸ばし歩き」!?
- 舌の外側がガタガタな人は夏バテの可能性あり!?
- 夏バテを癒すツボ「長三里」
- 【夏バテの3大要因】暑さ・寒暖差・紫外線!?
- 夏バテが原因で睡眠不足になることも!?
- 夏の寝苦しい夜には、思い出のアルバムを見るといい!?
- 番組の基本情報
夏の三大不調「夏バテ」「夏太り」「不眠」の対処法
夏、標準体重の人は痩せる&太っている人はさらに太る!?
梶本修身先生によると、国立保健医療科学院が小学生を対象とした調査を紹介。「標準体重の子どもは夏場は活動的になって痩せる傾向にあるが、肥満児は(暑がりのため)夏になると活動量が低下して太って傾向にある」と言います。
これは子どもに限った話ではなく、さんまさんも「これは大人も一緒だろうな」とコメントしました。現に、大人でも、標準体重付近の人は夏場に体重減少&体重過多の人は体重が減らないというデータがあるそうです。
「たしかに汗かくのも嫌だし、いかに動かないで済ませるか、いかに外に出ないか道順を考えている」と小杉さんも納得の様子。
太っているから味が濃いものを好きになる!?
さらに梶本修身先生が続けます。「肥満の人は味覚が鈍くなり、より味が濃いものや辛いものを求めていく」。
「味が濃いものを食べるから太る」だけでなく、「太っているから味が濃いものを好む」ということも分かってきたそうです。
太ると、味覚の中でも特に甘みや旨みを感じる部分が鈍くなるとのこと。
味覚が鈍くなるとさらに味が濃いものを求めるようになるので、悪循環が続きます。味が濃い食べ物は高カロリーな食べ物である傾向があるので、太るとダイエットに成功しづらくなる理由も頷けます。
汗をかいても水分が減るだけで痩せはしない!?
小杉さんから質問。これは私も不思議に思っていました。
- Q夏は汗をかくのに(太っている人は汗かきでたくさん汗をかくのに)なぜ太ってしまうのか?
- A
汗をかいても絶対に痩せることはない
梶本修身先生は言い切ります。「一時的に水分が減っているだけだから、すぐに戻る」
汗をかいても水分が減るだけで痩せはしないので、「汗をかくこと」ではなく「汗をかくような運動をしてカロリーを燃やすこと」が大切です。サウナに行くだけでは痩せないと言っていました。
サウナに入るよりもプールに浸かる方が痩せやすい!?
発汗を促すサウナに入るよりも、プールに浸かる方が痩せやすいと言います。
これは、熱産生(体の熱を作る能力)を促すからです。水中では体が冷えてエネルギー消費が増加します。
ただし、「水泳に取り組むと極端に空腹を覚え、その後、より多く食べてしまう」という実験データもあります。
プールで泳がず浸かるだけでも減量効果あり!?
梶本修身先生によると、「泳ぐより、プールにつかっているほうがエネルギー消費がいい」と言います。
プールの冷たい水に浸かっていると、カラダは37度に体温を保とうとして熱産生を絶えず続けます。そのエネルギーとしてカロリーが必要なため、どんどんカロリーを消費します。

(思いっきり泳ぐのではなく、)ただプールに使ってボーっとしていた方が痩せるというのには驚きですが、説明を聞いて納得です。
食欲が落ちるはずの夏に食べすぎる人は脳疲労が原因!?
脳も臓器なので疲れます。そして脳疲労は味覚を鈍らせます。
毛内拡先生は、マウスを使った実験を例に出し、「ストレスを抱えていると腸が正常に働かず、味覚が鈍ってしまう(甘さや美味しさが分からなくなる)」と言います。
内臓脂肪によって脳が疲労=食べすぎに繋がる!?
太っている場合、さらに内臓脂肪から脳疲労を起こす炎症性物質が出て、いわば脳が炎症状態だと言います。
【脳疲労の症状】
よく分からないけど不調だな…というとき
- 倦怠感(体のだるさ)
- メンタル不調
- 集中力の低下
- 不眠
暑さで腸内細菌のバランスが崩れて夏太りする!?
梶本修身先生は腸内細菌叢バランスに言及。
最近の研究で「暑さで腸内細菌叢のバランスが変化するから夏太りする」ということが分かったそう。
腸内細菌叢バランスが変わると、食べたものの吸収力が変わるそうです。
腸内細菌には痩せ菌とデブ菌がある!?
デブ菌が腸内を支配している(デブ菌が多い)ときは、どんどん吸収してしまい、結果的に太ってしまいます。逆に、痩せ菌が優位に支配している(痩せ菌が多い)ときは、吸収しにくく太りにくいそうです。
同じだけ食べても太らない人、過食しているのに太らない人がいるのは、その人たちの腸内に痩せ菌が存在しているためです。
夏は腸内の痩せ菌が減る季節!?
夏場は痩せ菌が減少し、デブ菌が支配を強めます。
769人を対象にして腸内細菌の季節変動を調べた研究があり、夏は痩せ菌がすごく減ることが分かりました。結果として、デブ菌の勢力が痩せ菌を上回ってしまいます。(冬に比べて3.3倍)
海藻類・ごぼうはデブ菌が増えるのを抑える!?
梶本修身先生によると、海藻類、ごぼうなどを食べると、水溶性食物繊維がデブ菌が増えるのを抑えてくれるそうです。
玉ねぎ・ニンニクを食べると痩せ菌が増える!?
梶本修身先生によると、玉ねぎやニンニクにはフラクトオリゴ糖が含まれていて、痩せ菌のエサになってくれます。
ここで、ベジファーストに取り組んで半年で10㎏体重を落としたと得意げに語る中岡創一さん(ロッチ)。
周りの出演者たちから「『ベジファーストはダイエットに関係ない』ってこの番組で言ってた!」と聞いて驚いていました。
※2024年10月16日(水)のホンマでっか!?「最初にサラダを食べるのはムダ努力!?」で「体脂肪はつきにくくするが、食欲は抑えられない」とベジファーストを否定されていました。
プラシーボ効果(思い込み)かな?
夏太りしたら、胃のツボで食欲抑制!?
予約の取れない注目の育毛鍼灸師・白石明世先生曰く、みぞおちとおヘソの間にる胃のツボを紹介し、押すことで食欲を抑制できるそうです。
背中を丸めながらやると、いっそう強くツボを刺激できます。
痛いのは反応がある証拠であるため、大丈夫です。ストレスがあったり夏バテがあったりすると、胃が硬くなるため、このツボに反応が出るそうです。
ちなみにブラマヨの小杉さん、「押しても手ごたえなし」「確実に胃に届いていない」と残念そうでした。
辛ウマのスタミナ料理「マーボーアボカド」
お手軽レシピの重信初江先生が重盛さと美1さんにピッタリなメニューとして「マーボーアボカド」を紹介。普通は豆腐で麻婆料理を作るところを、アボカドで作っていきます。
- ごま油で香味野菜(生姜、ニンニク、青ネギ)を炒める
- 香りが立ってきたら、ひき肉をほぐしながら炒める(中火)
- 豆板醤を加えて混ぜ合わせ、香りを立たせる
- 水・醤油・片栗粉・塩を入れてとろみをつける
- 2cm角に切ったアボカドを入れ、さっと熱を入れる
(崩れやすいので堅めの仕上がりがオススメです)
加熱するとクリーミーな口当たりになってとても美味しいです。辛みがまろやかになります。スタジオでも絶賛!「ご飯にかけたい」という声が相次ぎました。「豆腐が恋しくなる」という声も出ましたが、もちろん豆腐を一緒に入れても◎です。
アボカドは不飽和脂肪酸がたっぷり入っているので、悪玉コレストロールを減らす働きがあります。動脈硬化を予防したりします。
アボカドを食べれば睡眠の質UP!?
梶本修身先生によると、今年2025年の2月、アメリカの心臓協会が実際に報告を上げているのですが、「必須アミノ酸のトリプトファンが豊富」「葉酸が豊富」で、夜メラトニンの合成を促してくれることが分かっています。大規模臨床試験でも睡眠の質が上がったというデータがあるそうです。
ムリせず痩せた重盛流ダイエット
重盛さと美さんは一昨年まで「ただ食べる量を減らす(食事制限)」というきついダイエットをしていたとのことですが、鮭とご飯だけは食べ放題・好きなだけ食べてOKというルールを設けていたそうです。
間食(おやつ)の脂質を下げるダイエットを実践したところ、みるみる痩せていって、無理せず減量できたと言います。お腹いっぱいで寝れる(からストレスにならない)のに、どんどん痩せていったとのこと。
そして、週7回、毎日のように鮭を食べていたら、肌もきれいになったそう。

体重減少に美肌に、良いことだらけですね♪
鮭の皮はEPAが豊富でダイエット効果も!?
鮭の皮の裏側の脂肪の部分にはEPA、DHAが豊富に含まれています。
これがダイエットにも良いそうです。
夏太りを解消する「腸腰筋伸ばし歩き」!?
腸腰筋を毎日伸ばしていると痩せてくるんです!
くびれトレーニング評論家のYumico先生が、夏太りにオススメなストレッチを紹介。
腸腰筋(上半身と下半身をつないでいる筋肉)が固まると姿勢が悪化し、血流やリンパの流れも悪くなって太りやすくなります。腰が反ると、下腹も出てきやすくなります。そこで、腸腰筋を伸ばすストレッチ方法が大事です!
- 右足を前に出す
- 両手の小指と薬指をクロスさせて前に伸ばす
- そのままの状態で、膝を下ろし、お尻を前に押し出すように歩く
(肛門を前に!を意識すると◎)
小杉竜一さん&中岡創一さんが実践しました。
(小杉さんがとても上手で先生に褒められていました)
舌の外側がガタガタな人は夏バテの可能性あり!?
東洋医学では「舌診」といって、舌を診て夏バテかどうか調べる方法があります。
白石明世先生によると、疲れている人の舌は歯痕舌と呼ばれます。エネルギー不足で、舌の外側が、歯型がついてガタガタしています。
小杉さん&中岡さんは思い当たる節があり、「端っこが痛い!ってなるやつ」と盛り上がっていました。
夏バテを癒すツボ「長三里」
白石明世先生が夏バテを癒すツボ「長三里」を教えてくれました。
「長三里」は、膝から指4本分下の位置にあるツボです。俳句の名人・松尾芭蕉も長旅の疲れを癒やすため、お灸を据えていたツボだそうです。

【夏バテの3大要因】暑さ・寒暖差・紫外線!?
梶本修身先生によると、夏バテの3要因に暑さ・紫外線・寒暖差。
夏バテがなぜ起こるかというと、脳の自律神経が疲れるから。
脳を守るために、カラダは一生懸命体温調節をしようとします。そのため、酷暑など極端に暑い環境と冷房がきいた極端に寒い室内などの環境の寒暖差が自律神経に大きな負担をかけます。さらに、紫外線も(動物にとってはDNAを書き換えてしまう恐ろしい存在であるため)常に戦闘態勢にならざるを得ません。

マラソン選手がサングラスをかけているのも、(サングラスがないと紫外線の影響で非常に疲れやすくなってしまうため)成績が大きく下がってしまうからなんですって。
夏バテが原因で睡眠不足になることも!?
梶本修身先生は、自律神経が疲弊すると睡眠リズムも乱れてしまうと言います。
なぜならば、睡眠リズムを作っているのも自律神経なので、自律神経が疲れる→睡眠不足→疲労蓄積→自律神経が疲れる・・・と悪循環になってしまうからです。
自律神経を整えるには、「安全」「安心」「快適」な環境に身をおくことが大切です。
番組の基本情報
本記事は2025年11月20日放送の「ホンマでっか!?TV」を参考に書きました。
番組名 | ホンマでっか!?TV |
放送局 | フジテレビ系列 |
放送時間 | 2025年8月20日(水)21:00 -21:54 |
テーマ | 【夏のお悩み「夏バテ」「夏太り」「不眠」SP】 ▼夏は太った人ほど太る傾向? ▼夏は腸内の痩せ菌が減少? ▼夏の過食は脳疲労が原因? ▼夏バテ予防&快眠の辛旨レシピ |
出演者 | 【MC】明石家さんま 【進行】井上清華(フジテレビアナウンサー) 【ゲスト】重盛さと美、中岡創一(ロッチ) 【パネラー】EXIT(りんたろー。、兼近大樹)、 磯野貴理子、ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬) |
専門家 | 【評論家】梶本修身(疲労)、重信初江(お手軽レシピ)、白石明世(育毛鍼灸)、諏訪圭伊子(最新家電)、毛内 拡(脳神経科学)、Yumico(くびれトレーニング) |
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- 重盛さと美さんは夏になると辛い物を好んで食べるそう。週5で激辛生活。「痩せるために」とか関係なく、「カラダが赤くて辛い物を欲する」とお話していました。 ↩︎