【秋グルメの健康効果】さつまいも・栗・きのこ・卵かけご飯|ホンマでっか!?TVまとめ

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食欲の秋は旬の食材が豊富に揃い、「食」が1年で最も輝く時期。サツマイモや栗、キノコなど・・・実は、秋の味覚は美味しいだけじゃなく、体への力になるのだそうです。

今日は、『ホンマでっか!?TV』の放送内容を参考に、秋の食材の健康効果と、秋の食材を満喫する方法をご紹介したいと思います。

この順番でご紹介していきますが、↑のリンクからお好きなページに飛ぶことも出来ます!

ちなみに、ゲストのROIROM浜川路己さんは、沖縄出身で「あまり春夏秋冬がない」場所で育ったため、「秋の味覚」という言葉にしっくりこないそう。「秋の味覚を学びに来た」と言い、さんまさんから「なんで呼ばれたんや?」とツッコミを受けていました。

では、早速、さつまいもから見ていきましょう!!

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さつまいもの健康効果と効果的な食べ方

サツマイモは焼くより揚げる方が太らない!?

「さつまいもは焼き芋よりも揚げた方が太りにくい」という、まさかな話。

池田清彦先生曰く、さつまいもはGI値がとても低い食品。

【GI値】
食品が血糖値を上昇させる速度を示す指標。数値が高いほど太りやすい。

じゃがいものGI値が90なのに対して、さつまいもは55です。

さつまいもは食べた後の血糖値の上昇が遅いため、ダイエットに向いている食品だと言われます。

しかしながら、実は調理法によってはその良さを台無しにしてしまう(調理方法によってはさつまいもを食べた後の血糖値の上昇を速めてしまう)そうです。

油や揚げ物=ダイエットの敵のイメージなのに、「焼くよりは揚げた方が太りにくい」というので驚きました。結構ショック大きいです。(大好きな大学芋を我慢してわざわざ焼き芋をチョイスしていました…涙)さんまさんは「”太りにくい”であって”太らない”ではない」と言っていましたが、その差は大きいと思います。

さつまいもは焼くとGI値が高くなり太りやすくなる!?

池田清彦先生曰く、「焼き芋にするとでんぷんが麦芽糖に変わってしまう」。「だからどんどん吸収されてしまって、GI値が85くらいになってしまう」。

一方、油で揚げると意外にもGI値を低く抑えられ、ダイエット食に向いているのだといいます。

焼き芋はでんぷんが麦芽糖に変わりやすい調理方法。
⇒太りやすいが、甘みは感じやすい。

さつまいもは蒸すとダイエット向き!?

さらに池田清彦先生が続けます。「干し芋はGI値55だからいいんだよ」「もっと良いのはかしたやつ」。「蒸すとGI値が40くらいに下がる」「だからダイエットにすごく良い」。

小杉さんが「蒸かし芋は魅力半減やわ~」と言っていて、私もテレビを見ながらつい「うんうん」頷いてしまったのですが…。甘くて美味しい焼き芋を少量 vs GI値を抑えた蒸かし芋でお腹いっぱい、是非使い分けたいと思います。

ちなみに、本多大夢さん(ROIROM)は、「腸活のために、おばあちゃん家から干し芋を取り寄せている」と明かしますが…実はおばあちゃんの手作りではなく、おばあちゃん自身もお取り寄せしたもの。小杉さんに「え!おばあちゃんごと来てるの?」とツッコミを受けていた場面が面白かったです。おばあちゃんがお取り寄せしたものを送ってもらっているそうです(笑)

さつまいもだけを食べ続けても生きていける!?

ここでさつまいも研究家の吉元誠先生が登場。30年間さつまいもの研究に従事し、世界のさつまいも事情に精通する九州大学農学博士としても研究をお続けになっています。

吉元誠先生は、生まれも育ちも鹿児島県。子どもの時からずーっとさつまいもを食べてきたと話します。「お米だけを食べていても生きていけない(だからお米を食べるときは必ず副菜が必要)」「でも、さつまいもだけを食べて一生生きていくことは出来ます(現にそういう人たちもいます)」。

パプアニューギニアの高地で暮らす人たちは、栄養のほとんどをさつまいもから得ているそうです。栄養豊富なさつまいもは、準完全栄養食とも呼ばれ、NASAも宇宙食として注目しています。

浜川路己さん(ROIROM)が、さつまいもの皮まで食べていることを明かします。「半分は普通に食べて、残りは皮と一緒に食べる」「皮がたくあんみたいになって美味しい」

健康面を考えるならさつまいもは皮ごと食べる!?

皮つきの焼き芋が「たくあん」かどうかは別として、さつまいもを皮ごと食べることは健康面でとても良いそうです。

吉元誠先生曰く、さつまいものポリフェノールは、80%が皮から5mmくらいの場所に集中。生のさつまいもを輪切りにしたときに、皮のすぐ内側5mmくらい色が違う場所がポリフェノール豊富な部位だそうです。老化予防や美肌効果に期待できます。

さつまいもは15℃前後で保管するとポリフェノールが増える!?

さつまいもの健康成分ポリフェノールの増加法

吉元誠先生曰く、さつまいもは熱帯の作物の根っこの部分。保存するときに15℃前後で保管するとポリフェノールが増えるそうです。

熱帯の植物であるさつまいもにとっては、15℃は少し厳しい状況。そのため、身を守ろうとしてポリフェノールが増えます。実験でも証明されているそうです。

吉元誠先生のおすすめは1ヵ月程度!
甘くなるし、ポリフェノールも増えて◎

さつまいもを5℃以下で冷やすと障害を起こす!?

さつまいもを少し冷やす(15℃くらいで保存する)とポリフェノールが増えて◎ですが、冷やしすぎるのは×。

5℃くらいになるとさつまいもにとっては過酷すぎて、障害を起こし、別のポリフェノールが出来てしまうとのこと。黒色に変色し、甘みも失われてしまいます。

さつまいものビタミンCは加熱しても失われない!?

通常、野菜はビタミンCをたくさん含んでいるが、加熱すると活性を失ってしまう性質があります。

しかし、さつまいもの場合は、ビタミンCがでんぷんに守られているため、加熱してもビタミンCが分解されにくい・壊れにくい特徴があります。(蒸すのが良いというのはこういう理由だそうです)

ここで1番美味しいさつまいもの食べ方を質問された吉元誠先生。「やっぱり焼き芋だと思います」と答えていてとても面白かったです。スタジオ大爆笑でした。

海外では焼き芋に大行列!?

流通評論家の渡辺広明先生曰く、「海外では焼き芋に大行列ができている」。

その火付け役はドン・キホーテだそうです。(ドンキの店頭で売られている焼き芋、確かに美味しいです…)

ドン・キホーテの焼き芋は年間で約15億円売れていて、30万本売れている計算。「10人に1人はドンキの焼き芋を食べている」計算になるそうです。

ドンキの焼き芋はインバウンドの人も買っていて、なぜインバウンドの人たちが買っているかというと、日本のさつまいもの甘さが注目されているから。

海外でも、タイ、シンガポールでは行列ができるほど焼き芋が人気。もともと東南アジアの国々では焼き芋を屋台やリアカーで売る食文化はあったそうなのですが、「紅はるか」という甘いさつまいもの焼き芋がめちゃくちゃ甘くて美味しいので、「これは今までの焼き芋とは違う」と行列ができているのだそうです。

さんまさんの周りでも「ハワイで焼き芋屋をやりたい」など焼き芋で海外進出を狙う人が多いそうです。

さつまいもの輸出額は10年前の約10倍!?

さつまいもの輸出額は今や36億円。10年前の約10倍に増えているそうです。

そのため、「ハワイで焼き芋屋」は正解とのこと。

ファミリーマートの焼き芋は1ヶ月以上熟成させている!?

ファミリーマートも5年前から焼き芋販売に取り組んでいて、今や対象店舗が3分の1。ファミリーマートは甘くねっとりさせることにこだわっていて、1ヶ月以上熟成させているそうです。

塚地オススメ!4時間壺焼きの超熟焼きいも!?

ドランクドラゴン塚地武雅さんのイチオシ焼き芋は、「密芋千寿」(東京都足立区)の熟成焼きいも。大きな壺で全体に熱が行き渡るように4時間熟成させています。

  • 超熟焼きいも900円

さんまさんに「バナナや!」と言われるくらいトロッとした見た目で甘そうです。「ミニオン間違えるで、コレ!」

冷やしても美味しいので暑い時期にもピッタリです。スタジオで試食中、さんまさんがバニラアイスを求めていました!ブラックマヨネーズ吉田さんの「安物のカステラよりうまい」コメントはどうかと思いましたが・・・(笑)

ROIROMの本多大夢さんは卵かけご飯がお好き。今日は、卵かけご飯評論家の上野貴史先生も登場!

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